ホームレスな御曹司…!?
「はぁー…」
ショップで1人お留守番。
有砂ちゃんはお休み、店長さんは銀行まわり、茅原さんは急に納品しなくちゃならなくなった品物を取りに委託さんへ。
あれから4日。
あたしは少し気持ちの整理をつけたい、って言って、茅原さんと距離を置いたけど。
「もう限界だよ?今日は仕事終わりにデート、っつー事で」
と、八重歯を覗かせて笑った茅原さんの言葉を頭の中で繰り返しては、溜め息ばかり。
進むべき道が見えないまま。
「はぁー…」
また溜め息を漏らしてあたしはお店の扉にcloseの看板をかけて、レジの精算にとりかかった。
仕事には慣れてきたけど、茅原さんとの距離に慣れない不器用な心。
このままじゃ…ダメだよ、ね…。
ショップで1人お留守番。
有砂ちゃんはお休み、店長さんは銀行まわり、茅原さんは急に納品しなくちゃならなくなった品物を取りに委託さんへ。
あれから4日。
あたしは少し気持ちの整理をつけたい、って言って、茅原さんと距離を置いたけど。
「もう限界だよ?今日は仕事終わりにデート、っつー事で」
と、八重歯を覗かせて笑った茅原さんの言葉を頭の中で繰り返しては、溜め息ばかり。
進むべき道が見えないまま。
「はぁー…」
また溜め息を漏らしてあたしはお店の扉にcloseの看板をかけて、レジの精算にとりかかった。
仕事には慣れてきたけど、茅原さんとの距離に慣れない不器用な心。
このままじゃ…ダメだよ、ね…。