ホームレスな御曹司…!?
茅原さんの手をくぐり、トイレへダッシュ。
鏡に写った真っ赤な顔したあたしの首には…赤く印された茅原さんの熱がそこにあった。
「ね?ついてるだろ?」
後ろから抱きすくめられて、あたしの髪を舌でなぞる茅原さん。
その熱が…あたしの気を遠のかせる。
「いい顔だね。知香ちゃん、もらうよ?」
「あ…ヤ…」
茅原さんのゆるやかなパーマをかけた前髪があたしの睫毛に触れる。
鼻と鼻とが愛撫して。
唇まであと…数ミリ…
鏡に写った真っ赤な顔したあたしの首には…赤く印された茅原さんの熱がそこにあった。
「ね?ついてるだろ?」
後ろから抱きすくめられて、あたしの髪を舌でなぞる茅原さん。
その熱が…あたしの気を遠のかせる。
「いい顔だね。知香ちゃん、もらうよ?」
「あ…ヤ…」
茅原さんのゆるやかなパーマをかけた前髪があたしの睫毛に触れる。
鼻と鼻とが愛撫して。
唇まであと…数ミリ…