誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
新「み、水の上を歩いている!?」

一「うむ。沙織は竜神が守護神だからかもしれぬな。」

沙「さあ。歳三もこちらへ。蝶ちゃんはそこに居てね。」

そして土方がゆっくりと池の上を歩く。

池の中心にきた瞬間月がぱあっと光出す。

沙「彼のものをを覆うものがなにか、月の光よ導け。」

そう沙織が叫ぶと池に水面ができる。

沙「蝶。そこの弓と矢で月を射て!!!」

こくんとうなづき私は弓矢を手にする。

そしてきりきりと弦を引きぱんっと放す。

するとその瞬間風が吹く。

沙「見えた…・」

そうつぶやき沙織がそっと語りだす。

沙「次の満月の晩の夜、巡察中に銃で撃たれるわ。」

平「なんでだよ!!!」

沙「長州のものの仕業よ。それを防ぐためには私を連れて行きなさい。」

土「そんなことしたらお前が危険な目にあうんじゃねえか?」

そう土方さんがつぶやいた瞬間私の頭にふっと風景がよぎる。
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