誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
平「すんげえよ!!沙織舞で雲を払っちまうなんて!!!」

新「驚きすぎて声も出なかったぜ!!!」

近「いやあ、まさに天女だな!!」

沙「ふふ。ありがとう。」

一「うむ。まさに神に奉げるにふさわしい舞だった。」

沖「おかげでこんな綺麗な天の川も見れたし、神様も満足なんじゃないかな?」

沙「ありがとう。そうだといいけど。」

蝶「沙織すっごくよかったよ!!綺麗だった!!!」

沙「本当に?すごい緊張したよ」

土「いつものお前からは想像できない姿だったな」

沙「ほめ言葉としてうけとっておきまーす。」

そう言って沙織は原田さんに近寄る。

沙「左之助さん、どうだった?」

左「ああ、きれいだった。」

そう言われると頬を真っ赤にする沙織。

すると新八さんがにっこりと微笑む。

新「さあこれからみんなで祭りにいくぞ!!」

土「みんなって俺らもか?」

新「当り前じゃねえか!!強制だぜ?」

え・・・・

土方さんと2人でお祭り見たかったのにな・・・

すると土方さんにぐいっと手を握られる。

土「蝶。走るぞ!」

蝶「え!?」

私はわけがわからないまま走り出した。
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