誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
「ふああ・・・・・」
わたしは大きな欠伸をする。
今は春。
わたしが、歳三さんと過ごす4度目の春だ。
「いい天気・・・・」
今年も桜が満開です。
「そうだ・・・あの場所に行ってみようかな・・・」
わたしはそう言って屯所を抜け出す。
行く先はもちろん一つ。
「ここだ・・・」
土方さんとあの夜に出会った桜。
「懐かしいなあ・・・・」
桜の木にそっと寄り添い触れる。
まるで土方さんと出会ったのが昨日のようだ。
そしていろいろな思いが私の胸にあふれる。
あなたと出会いました。
だけど、私は一度現代に戻りました。
それからいろいろな思い出を作りました。
笑ったり、怒ったり、泣いて困らせたり・・・・
貴方を忘れた世界も体験しました。
未来の私にも出会いました。
何度もあなたと離れそうになりました。
だけど
やっぱり私はあなたの手を放すことはできません。
そう、それはきっとこれからもずっと・・・・
わたしは大きな欠伸をする。
今は春。
わたしが、歳三さんと過ごす4度目の春だ。
「いい天気・・・・」
今年も桜が満開です。
「そうだ・・・あの場所に行ってみようかな・・・」
わたしはそう言って屯所を抜け出す。
行く先はもちろん一つ。
「ここだ・・・」
土方さんとあの夜に出会った桜。
「懐かしいなあ・・・・」
桜の木にそっと寄り添い触れる。
まるで土方さんと出会ったのが昨日のようだ。
そしていろいろな思いが私の胸にあふれる。
あなたと出会いました。
だけど、私は一度現代に戻りました。
それからいろいろな思い出を作りました。
笑ったり、怒ったり、泣いて困らせたり・・・・
貴方を忘れた世界も体験しました。
未来の私にも出会いました。
何度もあなたと離れそうになりました。
だけど
やっぱり私はあなたの手を放すことはできません。
そう、それはきっとこれからもずっと・・・・