誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
そして着替え終わり3人と別れて華と帰る。
「相変わらず強いわね蝶。」
「いやいや。たまたまだよ。」
「それにしても土方先輩から直々に誘われるなんてすごいじゃない♪」
「土方先輩・・・・」
なぜかしっくりこなくて首をかしげる。
「先輩じゃなくて土方さんのほうが正しい気がする。」
「え?」
「前から土方さんって私読んでた気がするの。」
「そうなの?でも蝶土方先輩と会うの初めてだよね?」
「うん・・・そうなんだけど・・・・」
ここではないどこかで誰かを土方さんと呼んでいた気がする。
「ま、土方って苗字も結構ここら辺にはいるしね♪」
「うん。」
私たちはそれから話しながら帰宅した。
家に帰って巫女服に着替えて家の手伝いをする。
そして手伝いを終えて部屋に戻る。
これが、私の日常なんだ。
そのはずなのにどうして頭の中で違うと思っているのだろう。
「もやもやする・・・・」
まるで無理やり大切なものを忘れているようなそんな感覚に襲われる。
「もう!寝よ寝よ!!」
私はもやもやを振り払うようにベットに寝転がる。
夢に落ちる刹那誰かに名前を呼ばれた気がした。
“蝶・・・・”
「そんな大きな声で呼ばないでくださいよ・・・さん・・・」
私は無意識に返事をしていた。
だけど今自分が誰に返事をしたのかすらわからなかった。
大切な名前を私は忘れている気がする・・・・
「相変わらず強いわね蝶。」
「いやいや。たまたまだよ。」
「それにしても土方先輩から直々に誘われるなんてすごいじゃない♪」
「土方先輩・・・・」
なぜかしっくりこなくて首をかしげる。
「先輩じゃなくて土方さんのほうが正しい気がする。」
「え?」
「前から土方さんって私読んでた気がするの。」
「そうなの?でも蝶土方先輩と会うの初めてだよね?」
「うん・・・そうなんだけど・・・・」
ここではないどこかで誰かを土方さんと呼んでいた気がする。
「ま、土方って苗字も結構ここら辺にはいるしね♪」
「うん。」
私たちはそれから話しながら帰宅した。
家に帰って巫女服に着替えて家の手伝いをする。
そして手伝いを終えて部屋に戻る。
これが、私の日常なんだ。
そのはずなのにどうして頭の中で違うと思っているのだろう。
「もやもやする・・・・」
まるで無理やり大切なものを忘れているようなそんな感覚に襲われる。
「もう!寝よ寝よ!!」
私はもやもやを振り払うようにベットに寝転がる。
夢に落ちる刹那誰かに名前を呼ばれた気がした。
“蝶・・・・”
「そんな大きな声で呼ばないでくださいよ・・・さん・・・」
私は無意識に返事をしていた。
だけど今自分が誰に返事をしたのかすらわからなかった。
大切な名前を私は忘れている気がする・・・・