誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
「はい・・・・・」
「僕はきっと今の蝶ちゃんなら別の未来を歩むと思うな。」
「え?」
「君のその桃色の瞳には無限の可能性があふれているからね。」
そう言って沖田さんは優しく微笑む。
そして私たちは屯所に帰った。
部屋に戻っても土方さんはずっと無言のままだった。
私はそっと土方さんの傍を離れて部屋を出る。
未来の私になにか言われたのだろうか・・・・?
そんな不安な思いが胸を駆け巡る。
だけど、沖田さんも凛さんも行ってくれた無限の可能性って言葉を私は信じている。
そんな言葉、漫画や物語の中だけのものだと思っていた。
だけど、私にもそれがあるのならば、どんな小さな可能性でも信じてる。
「できるならば、いつまでもあなたの傍で笑っていたいな・・・・」
そうつぶやくと自然と涙が出た。
「まったく。泣くなら俺の傍にしろよ。」
そう言っていきなり抱き寄せられる。
このぬくもりは土方さんだ・・・・・
「誰が泣かせてると思ってるのよ。」
土方さんのぬくもりを感じて余計に涙があふれる。
「僕はきっと今の蝶ちゃんなら別の未来を歩むと思うな。」
「え?」
「君のその桃色の瞳には無限の可能性があふれているからね。」
そう言って沖田さんは優しく微笑む。
そして私たちは屯所に帰った。
部屋に戻っても土方さんはずっと無言のままだった。
私はそっと土方さんの傍を離れて部屋を出る。
未来の私になにか言われたのだろうか・・・・?
そんな不安な思いが胸を駆け巡る。
だけど、沖田さんも凛さんも行ってくれた無限の可能性って言葉を私は信じている。
そんな言葉、漫画や物語の中だけのものだと思っていた。
だけど、私にもそれがあるのならば、どんな小さな可能性でも信じてる。
「できるならば、いつまでもあなたの傍で笑っていたいな・・・・」
そうつぶやくと自然と涙が出た。
「まったく。泣くなら俺の傍にしろよ。」
そう言っていきなり抱き寄せられる。
このぬくもりは土方さんだ・・・・・
「誰が泣かせてると思ってるのよ。」
土方さんのぬくもりを感じて余計に涙があふれる。