誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
「ひ、土方さんっ?///」

顔を真っ赤にさせて腕の中であたふたする蝶。

俺はおもわず微笑む。

「心配かけてすまなかったな。今度からはきちんと食うよ。」

「約束ですよ?」

「ああ。だから今度また作ってくれよ?」

「はいっ!」

腕の中で嬉しそうに頷く。

人のことを心配して拗ねる蝶。

やはり拗ねてる姿さえいとおしいと感じる。

この気持ちを幸せと呼ぶんだなと思いながらしばらく蝶を抱きしめていた。
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