誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
「もちろん総司、お前もな?」

そう言って新八さんは沖田さんの肩をがっしりとつかむ。

「えっ!し、新八さん何言って・・・・」

沖田さんは顔を思いっきり引きつらせる。

私はいいことを思いついてにこりと微笑む。

「よしっ!みんなで女装しましょう!!」

「「「「「「えっ!!!!!!」」」」」」

その場の全員が一斉に固まる。

「さあ、行きますよ?」

「「「「「「う、うわああっ!!!」」」」」」

私たちは一斉に動き始めた。

「ちょっと!みんな逃げないでよ!!!!」

平「普通にげるだろうがっ!!!」

沖「これは捕まるわけにはいかないよねえ。」

蝶「じゃあ意地でも捕まえます!!!」

そうして私たちは追いかけっこを開始した。

私は全力で走る。

自慢じゃないけど足には自信があるんだよね。

そして一番近い二人を捕まえる。

「平助くん、新八さんつかまーえた♪」

「「ま、まけた・・・・」」

そして私は着物の上から芸子の着物を着せる。

「前に吉原言った時に芸者さんが何着かくれたんだよね♪よしっ!二人完成!!」

私はぐったりした二人を部屋に残してほかの人たちを捕まえに行く。
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