誠の紅桜に止まる蝶~番外編~
するそこには子供のようにいじけている新八さんと平助くんが居た。

沙「ねえ。もしかしてしょこれーと自分たちだけまだもらってないからじいけてるとか?」

蝶「さ、さあ・・・?」

沙「とりあえず渡してみよっか。」

蝶「うん!」

私たちはそっと歩いていく。

沙「しーんぱち!平助!!」

沙織の声に二人が顔を上げる。

蝶「はいっ!バレンタインだよ★」

2人は目をぱちぱちとさせる。

そして涙を瞳に浮かべて泣き出した。

「「う”れ”し”い”よぉ”!!!!!!!」」

そんな2人の様子をみて私たちは微笑みあった。
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