織姫



あたしの机にもう一つかばんがのってきた。


「え?」


あたしはつぶやく。

ここあたしの席じゃないの??



見上げるとそこには
近くでみるともっとかっこいい
星野愛樹君がいた。


あわてて座席表を見直す。


みるとあたしが席を間違えた様子。

「ぅわっ!あたしが間違えてた!ごめんね!」


そういって愛樹君?とやらの
席の隣にかばんを置いた。



「ちょっと日芽里!!今愛樹君としゃべってなかった?」

「あ、うん。しゃべったよ!」

「いいな~!!あたしもしゃべりたいっ!」

「しゃべってくれば??」

「なにいってんのお!無理にきまってるじゃん!」



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