悲しみの桜【短編】
美結のマンションに帰っ

てきて、俺は美結にひざ

枕をしてもらい、美結の

腹部をさすっていた。

今確実に新しい命がここ

にある。 そう思うと

なんだか不思議な感じが

した。

美結の親父さんには、親

父さんの都合のいい、ク

リスマスが過ぎた後に挨

拶しに行く事になった。

そしてその日の夜は、新

しい命を優しく包み込む

ように、美結の腹部に二

人で手を当てて眠りにつ

いた。

神様から少し早いクリス

マスプレゼントを貰った

夜だった・・・
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