それでも私は君が好き
「花宮!次の試合についてのプリントを印刷しておいてくれ!」
「分かりました。」
「マネージャー!名簿の作成よろしく!」
「分かりました。」
「花ちゃん!次は鮭のおにぎりがいいっす!」
「俺はこんぶ!」
「ちょ!はいはいはいはい!俺も俺も!」
「ふふっ。はいはい。」
「花宮!」
俺も負けじと呼ぶ。
「どうしたの?」
「・・・お先。」
それだけ言って
俺はグラウンドを後にした。
花宮華蓮
俺の
初恋
花のように笑う
まるで
太陽のよう
触れたら壊れてしまいそうで
怖くて触れられない
マジで今日の俺・・・
変かも。