それでも私は君が好き
ゴクゴクと
紅茶を飲む音と、おばあちゃんが編み物をしている音だけが響く。
「何を編んでるの?」
「ん?マフラーよ。」
「スゴい!私、マフラーなんか編んだことないよ・・とゆうより、編めない。」
フフと微笑んみを浮かべて立ち上がった。
「やってみる?」
「え!?いいの!?」
「ええ、もちろん。」
そう言って丁寧に編みかたを教えてくれた。
「そう。上手。」
優しく誉めてくれる。
おばあちゃんっていいなと
改めて思った。