小さな幸せ
俺の腕の中でぐったりしている和実。


ごめん、最後まで、辛いばっかりだったよね。

和実は初めてだった。


シ-ツに紅い証が残されていた。



プ-ルの塩素負けして色素が薄くなった髪が

俺の胸元をくすぐる。


髪を撫でながら



大切にしなければ

初めて結ばれた今日という日に誓った。




SIDE惣end
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