小さな幸せ
「ス-ツケ-ス一つで大丈夫?」
惣さんが荷物を車から出して運んでくれた。
私はと言えば図々しくもシャワ-を浴び
部屋着に着替えていた。
私はス-ツケ-スを受け取るとズルズルと部屋に片付ける。
後について部屋に入った惣さんが
ガランとした部屋の隅にあたしのものがまとめて置いてあるのを見て、
「暫くいるなら、少し家具とか揃えなくちゃだよね。
食事用のテ-ブルも買おう。」
私は、ちょっと考えてから、
頷くと
「明日仕事が終わったら見に行こうか。」
「あの、あのね惣さん。」
「何?…まだ言ってないことがあるの?」
「ん…仕事、辞表出したの。」
「はあぁ?」
あわあわしながら、
「だ、だからって結婚してくれとか、
養ってくれとか言ってるわけじゃなくって…」
と付け足して俯むいていると、
惣さんは、そんな私をを見つめて
そして、はあっ、
とため息をつく。
「和実はさあ俺の事どんな風に思ってるわけ?」
惣さんが荷物を車から出して運んでくれた。
私はと言えば図々しくもシャワ-を浴び
部屋着に着替えていた。
私はス-ツケ-スを受け取るとズルズルと部屋に片付ける。
後について部屋に入った惣さんが
ガランとした部屋の隅にあたしのものがまとめて置いてあるのを見て、
「暫くいるなら、少し家具とか揃えなくちゃだよね。
食事用のテ-ブルも買おう。」
私は、ちょっと考えてから、
頷くと
「明日仕事が終わったら見に行こうか。」
「あの、あのね惣さん。」
「何?…まだ言ってないことがあるの?」
「ん…仕事、辞表出したの。」
「はあぁ?」
あわあわしながら、
「だ、だからって結婚してくれとか、
養ってくれとか言ってるわけじゃなくって…」
と付け足して俯むいていると、
惣さんは、そんな私をを見つめて
そして、はあっ、
とため息をつく。
「和実はさあ俺の事どんな風に思ってるわけ?」