小さな幸せ
「ベッドが広いとなんか変だなね。」
俺のシングルベッド
ちょっと動くと落ちそうで抱きしめて合って眠ったけど、
広くなったら、二人で大の字でも余裕だ。
「そっかあ、ゆっくり寝られるぞ。」
「…うん、そうだね。」
「寂しいか?」
「別に、そんなことない。」
「もっとそばに来ればいいよ。ほら、おいで。」
強がってても、素直な和実。
もそもそとやってきてぴったりと寄り添った。
暫くして静かな寝息が聞こえる。
彼女の左指にはきのう仕上がったばかりの婚約指輪。
いつもしていたいからと小さめな石を選んだ。
リングの内側に
StoK Love Forever
つつましいでも光を放つダイヤの付いた指輪は
白くて長い彼女の指にピッタリだ。
永遠の約束をリングに込めて彼女に贈った。
初めて嵌めた時のはにかんだ和実の笑顔は
きっと一生忘れない。
リングを付けた左の薬指、そっと口づけて誓う。
永遠に君を愛し続ける。
約束するよ。
俺のシングルベッド
ちょっと動くと落ちそうで抱きしめて合って眠ったけど、
広くなったら、二人で大の字でも余裕だ。
「そっかあ、ゆっくり寝られるぞ。」
「…うん、そうだね。」
「寂しいか?」
「別に、そんなことない。」
「もっとそばに来ればいいよ。ほら、おいで。」
強がってても、素直な和実。
もそもそとやってきてぴったりと寄り添った。
暫くして静かな寝息が聞こえる。
彼女の左指にはきのう仕上がったばかりの婚約指輪。
いつもしていたいからと小さめな石を選んだ。
リングの内側に
StoK Love Forever
つつましいでも光を放つダイヤの付いた指輪は
白くて長い彼女の指にピッタリだ。
永遠の約束をリングに込めて彼女に贈った。
初めて嵌めた時のはにかんだ和実の笑顔は
きっと一生忘れない。
リングを付けた左の薬指、そっと口づけて誓う。
永遠に君を愛し続ける。
約束するよ。