小さな幸せ
ママの上機嫌とは逆に不機嫌なパパ

そんな、パパの車の助手席に座る私。


「ねえ、パパ、デ-ト中に寝る女ってどう思う?」


パパはちらっとこっちを見てから、


「好きな子なら、可愛いと思う。

 気を許してくれてるんだって
 
 なんとも思ってない子なら…

 面倒くさい。

 多分もうデ-トには誘わないな。」


「うぇっ、二度と?」


「お前はどっちなんだ?」


「たぶん後者だと思う。」


ブッははっ


「パパぁ~。」

堕ち込む私に反比例するように、

上機嫌になっていくパパ


もう、デ-トしてくれないなかなあ、

なんかすごぉく好きになっちゃったのに…
< 23 / 297 >

この作品をシェア

pagetop