小さな幸せ
マンションに着いてから、坂上さんに電話した。
「あ、俺です
すみません
忘れてましたよ。
もうそんな時期でしたね?
え、そうなんですか。
ああ、残念です。
ああ、知ってます。
神社のとこですよね。
そうかあ、
明日行ってみます。
そうですね、はい、近いうちに。」
いつも、学校のビオト-プで
ホタルを見る会というイベントを地域の人達と
していて、毎年呼ばれていた。
今年は、早い時期にホタルが発生してしまい、もう、
終えてしまったとの連絡だった。
転勤してもう5年もたつ。
そろそろお呼びがかからないぐらい
あの学校には過去の存在なんだと思う、
実際、電話が来るまで忘れていた。
日々の忙しさの中で、
色々なつながりができては消えていく、
そんなことの繰り返しだ。
「あ、俺です
すみません
忘れてましたよ。
もうそんな時期でしたね?
え、そうなんですか。
ああ、残念です。
ああ、知ってます。
神社のとこですよね。
そうかあ、
明日行ってみます。
そうですね、はい、近いうちに。」
いつも、学校のビオト-プで
ホタルを見る会というイベントを地域の人達と
していて、毎年呼ばれていた。
今年は、早い時期にホタルが発生してしまい、もう、
終えてしまったとの連絡だった。
転勤してもう5年もたつ。
そろそろお呼びがかからないぐらい
あの学校には過去の存在なんだと思う、
実際、電話が来るまで忘れていた。
日々の忙しさの中で、
色々なつながりができては消えていく、
そんなことの繰り返しだ。