小さな幸せ
プ-ルサイドを掃除して、片付け作業をしながら、
「祐太郎はヤバいな~。」
と覚君が記録票見ながらあたしに向かって言った。
「え、記録凄い伸びたらしいじゃないですかあ。」
「ここんとこ伸び悩んでたくせに、
わっこちゃん来たら張り切っちゃって。」
「へ~、私もちょっとは役に立ってるんだあ。」
「っまあ、そこはね。
でも祐太郎には近づかないようにして。」
「どうしてですか?」
「恋する男だから。へたすりゃ襲われるよ。」
「またあ、覚君たらあ。小学生だよ。」
ばしばしと背中を叩く
「分かるよ、だって、
俺と同じ目でわっこちゃん見てんだから。」
な、何言ってんのよ?
あわあわしてるあたしを見て
くすくす笑いながら
覚君が手を伸ばしてそっとあたしの頬に触れる。
「見てるよ。見学席。」
と耳打ちしてきた。
え?
見学席の人と目が合った
「ひじかたさん?」
見てるの知っててわざと~!?
更衣室でパ-カ-だけはおって、見学室に向かう、
「どうして?見に来てくれたのっ?」
「今日仕事早く片付いたし、定時は5時だから。」
「びっくりしちゃいました。でも嬉しい。」
「あのさ、その格好、
君は慣れてるんだろうけど目のやり場に困るよ。」
「え、、あ、お見苦しいものをお見せして…ごめんなさい。」
「いや、見苦しくは無いけど…」
「着替えてきます。待ってて下さいね?」
「祐太郎はヤバいな~。」
と覚君が記録票見ながらあたしに向かって言った。
「え、記録凄い伸びたらしいじゃないですかあ。」
「ここんとこ伸び悩んでたくせに、
わっこちゃん来たら張り切っちゃって。」
「へ~、私もちょっとは役に立ってるんだあ。」
「っまあ、そこはね。
でも祐太郎には近づかないようにして。」
「どうしてですか?」
「恋する男だから。へたすりゃ襲われるよ。」
「またあ、覚君たらあ。小学生だよ。」
ばしばしと背中を叩く
「分かるよ、だって、
俺と同じ目でわっこちゃん見てんだから。」
な、何言ってんのよ?
あわあわしてるあたしを見て
くすくす笑いながら
覚君が手を伸ばしてそっとあたしの頬に触れる。
「見てるよ。見学席。」
と耳打ちしてきた。
え?
見学席の人と目が合った
「ひじかたさん?」
見てるの知っててわざと~!?
更衣室でパ-カ-だけはおって、見学室に向かう、
「どうして?見に来てくれたのっ?」
「今日仕事早く片付いたし、定時は5時だから。」
「びっくりしちゃいました。でも嬉しい。」
「あのさ、その格好、
君は慣れてるんだろうけど目のやり場に困るよ。」
「え、、あ、お見苦しいものをお見せして…ごめんなさい。」
「いや、見苦しくは無いけど…」
「着替えてきます。待ってて下さいね?」