恋いの日記帳
私は今日名前を知ったばかりの鈴村君と犬が好きだとか


苺は嫌いだとか


別れ道になるまでごく普通の話をした


道を別れてから私は走った。はやく返事を読みたかったから


本人が見てるなんて知らずにウキウキで私は走って家に帰った


靴を脱ぎ捨てて
部屋でいそいで日記帳を開く


返事ちゃんと返ってきてる


やっぱり綺麗だけど親しみのある字
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