赤い狼と黒い兎Ⅱ
「冗談だろ…?」
「それこそ犯罪だぞ!?」
…誰も使うなんて言ってねーけどな。
『まっ、楽しみにしとけ。そのうち分かるんだからな』
「「こえーよ!!」」
今回は族同士の抗争。
流石に7人で族に乗り込む事は出来ない。そのための起爆剤は、wolfmoon全員だ。
もしもの場合はみんなに出て来てもらう。
というか、今回は出て来てもらわないとあたしらが危ない。
流石にね。大人数のところに少人数で行くようなバカなマネはしない。
同じようなお面を付けて、同じような服装をして…。ってそれを想像すると、ちょっと変な集団だな。
「まぁ、何はともあれ。暴れられれば何でもいーや」
「そーだな。」