Love Story's+α
てか、これ…プロポーズか、もしかして?
「おい、黙ってんと何とか言えよ」
見上げると、偉そうに言ってる割には顔色は悪いやん。
「フフフ…ハハハ…」
「何が可笑しいねん?人が真面目に結婚申し込んでんのに」
憮然として私を睨んでる。
「ごめん。…うん、結婚する、あんたと…ありがとうな。めっちゃ嬉しい…ヒック、ヒック…ゥ…ゥゥ…ゥワァ…」
「お、おいって、何で泣くんや?な、泣き止めよ、な」
驚いたのと嬉しいのと…何や分からん感情でボロボロで…大号泣。