狼さんとの付き合い方
「…は?」



思わず独り言を言ってしまうくらい、



「何ですと?」


私は更に項垂れた。




…次の電車が来るまで、あと、2時間半。


2時間半?

ここで?この寂しい無人駅で??



「嘘…」


私の独り言は、むなしく空気に溶けていった…。




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