狼さんとの付き合い方
「あ、お前今思っただろ!ちっちゃいって!」



…う。


いや、だって事実だし!


「…ご、ごめん、で、どうしたの?」


「やっぱりな!皆に言われるんだよ、仕方ないよな、150ないからなぁ」



今度は無視かい!
しかも何聞いてないのにしゃべってるのよ!

「…ごめんってば!どうしたの?」


私は必死に謝る。

…許してくれたのか、背のちっちゃい子はふぅっと息をついた。



「…実はさ、」






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