狼さんとの付き合い方
「灯夜さんが?」


「…そうなんだよ…」



すると、



「…ドアでたまんな」


…この兄弟つくづく似てますな。


晋夜より更に大きい灯夜さんが私達の前に現れた。



「…だから、兄さんの所為で遅れたって言ってんの」


「あぁそうかそうか、別のクラスの奴はとっとと出てけ、な」


灯夜さんは寝起きなのか髪が乱れてる。

うわぁ、はじめて見たかも…


色気がとんでもないことに…

クラスの女子も見取れてる。



「おはよ、遊馬さん」


「あ、おはようございます…」





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