図書室で・・・



「まあ、お前もだろ。」

腰掛けていた窓際から離れ、
立ち上がった森先輩。







その瞬間、
図書室のドアが開いた。



反射的にドアの方に目をやった。

私は身をこわばるのを感じた。


「隠れろ。」






私たちは身を隠しながら入ってきた人の様子をうかがった。










< 12 / 98 >

この作品をシェア

pagetop