図書室で・・・
「・・・・ん・・・・・」
重い瞼を開けると白い天井が視界に入った。
そして、消毒液とクリーニングされたシーツの匂いが鼻をくすぐる。
「あっ。起きた。」
ビクッ!!!!
眼鏡を中指で上げながら言ったのは、先生だった。
「・・・・・あっ。あの・・・私。」
「そうそう。工実、
図書室でぶっ倒れて弟と連れてきた。
重かったなあ・・・・・・。」
私・・・・そんなに重かったの?!
「ご、、、ごめんなさい!!」
「嘘だよ。冗談だって。」
ああ、やっぱり私先生の事・・・・・・
「好きだな・・・・・・。」