図書室で・・・




「なんでいるんですか?」



「冷たいこと言わんといて!!
私、ガラスやねんで。ハートが・・・・・」




はっきり言えば、
見ず知らずの人が関西弁で、
人の昼食邪魔してるんだよな・・・・。




「ああ、私、松山凜子(まつやまりんこ)。
よろしくなぁ。」



「で、松山さん何がしたいんですか?」


「凜子でええよ。」


「いえ。結構です。松山さんはなんで私と一緒にお昼ご飯を食べるんですか?」


凜子さんは下唇を突き出して、
今にも泣きそうな顔をする。


「何の考えもなしに話したことないやつと
ご飯食べるかぁ???なあ!!!」



・・・・・・うぜー・・・・・



< 25 / 98 >

この作品をシェア

pagetop