図書室で・・・



「遅い。」

私が声をかけるより早く先輩が私に気づいたようだ。


「時間を指定された覚えありません。」

「俺基準だ。」


うっざ・・・・・。


先輩は、怪訝な顔をしている私を見て
ふっと笑った。


「おいでよ。」


柔らかい声で先輩が言った。
普通の女の子だったら喜んでその胸に飛ぶこむだろう。



でも私は・・・・・



「嫌です。」




絶対にヤだから!!



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