図書室で・・・
「うちなぁ、ずっと思ってたんやけど・・・。
工実、なんか抱えてるっていうか、
なんでそんな一人でおるんやろって・・・・・。
ガッコでもそうやけど
人ごみきらっとるし、人、避けてへん?」
凜子は真っ直ぐに私を射るような目で言った。
「・・・・・そう、かな?」
「今スグ
聞きたいって訳ではないんやけど
こう・・・・・なんていうか、うちにも頼ってほしいなあって。
・・・ほら、現に友達やろ。」
この人になら話してもいいかな・・・・
私の心の中にそんな感情が生まれた。