図書室で・・・



「お姉ちゃん。誰と話してた?」


この時に姉は勘づいたらしい。
私は先輩のことを忘れていると・・・。


あんなに好きだった先輩の声を忘れるなんてありえない、と感じたそうだ。


「・・・・ん?なんでもないよ。」

「そう・・・・。」








おそらく、私が壊れてしまわないように先輩と私を会わせないようにしていたのだろう。
でも、その行いも無駄になる日が来るのであった。







それは、入院して3週間ほどたったころだった・・・・・・・。



”コンコン”

「はい」

1人でベッドに横になって窓の外を眺めていた時だった。


そこには・・・・・・・












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