図書室で・・・
「なんで・・・・・・?!」
さっきから思っていたことを口にした。
目の前にいる人は、欠伸をしながら伸びをする。
ぐっすり眠っていたようだ・・・・
「なんで、とはなんだ?俺がいて何が悪い?」
眠気眼の彼は不機嫌そうに言い放った。
「なんで、、、なんでここに人がいるのよ!!!」
「その言葉そっくりそのまま君に返してやるよ。」
寝起きのため、
少し声がかすれていた。
低くて、でも少し甘い響きが私の耳くすぐる。