奇跡のような出会い
君がいた・・
 私、柳川 優華はいつも通り8時に家を出て、電車に乗って学校に登校した。
 学校の校門前に着くと、いつものように体育教師の願寺が竹刀を持って立っていた。
『超べたなパターン・・・』と呟きながら、校門をくぐる。そして速攻ダッシュ!!
 しかし願寺に腕をつかまれ、アウト!!残念・・。
 それから20分ほどの、お説教・・涙))重い足を動かしながら、教室へ行く。
 教室に入ると、皆が冷たい視線で私を見る。それを無視して自分の席に向かう。
 すると私の隣の席には、見知らぬ男子が座っていた。
 私は思わず、
『あんた誰??』っと聞いた。
「あ~俺?秘密」・・・うざッ!・・・・そいつは、名前を言わず子悪魔のような笑顔で
 言った。私は無言で席に着きそっぽを向いた。するとそいつは、
「冗談だよ。竜輝だよ!りゅうき!笠田 竜輝だよ。」
 また笑顔で言ってきた・・・。何だよこいつ・・・でもこいつの笑顔可愛い・・・。
『・・・あッ・・・そう・・・!!』ってか何で私照れてんのよッ!!!
「何だよその言い方!」 あ~あ。 怒らせちゃったよ・・・。
「おい!そこ! 私語をするなっ!!廊下に立たせるぞ!!」
 相変わらずうざいな。くそカツラ!!お前のカツラずらすぞ!!
 私があまりにも変な顔でカツラを見ていたもんだから、隣のやつは、笑っていた。
 
 
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