妹婚約者



夕凛ちゃんに案内されたのは桜の部屋


「ここにあります」

「じゃ、開けてもいい?」


夕凛ちゃんは俺の本性知ってるからねー(笑)

さっきはリビングに朝倉がいたから裏の顔出せなかったんだ



夕凛ちゃんに許可をもらって入るとそこにいたのは花柄のワンピースを着て髪も巻いていつもと少し雰囲気の違う桜がソファーに座っていた。


「あれ?…寝ちゃった?」

俺の後ろで夕凛ちゃんが呟く


「…桜、どこでも寝るからなー…」

「…さくちゃんのことよろしくお願いします」

夕凛ちゃんはそういってドアを閉めた。



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