妹婚約者
今は俺の部屋にみんないて、海斗は俺の前で正座している
ここには、俺ら以外誰もいないから本性を出せるんだ。
この本性は、親族と生徒会メンバーの朝倉と中島以外は知っている。
洋太も帰ってきて康介と一緒に何故かチェスをしている
京斗はソファで寝ていて、その京斗の頭を膝に乗せてゲームをやっているのは太樹だ。
「ってか、桜ちゃん達は?」
洋太は次おく場所を考えている康介をほっといて俺の近くにやってきた。
「あ、明日涼さん家でパーティーやるでしょ?その時の服を買いにショッピングセンターに」
その疑問に答えたのは今までの話を聞いていなかったと思われた太樹だった
っつか…
「桜は何着ても可愛いのに…」
「ほんっと涼、桜ちゃんにぞっこんだね?」
「中等部の頃が嘘みたいだな…」
「中等部の頃は酷かったからねぇ」
「俺ら聞いただけだけど酷いって俺らでも思う(苦笑)」
「昔の話を掘り返すな」