tube



「そうですか?
 HIROさんと違うってことですか?」

そりゃ違うだろうな、とは思うけど
そういう話ではないだろうな


「HIROが作る曲とかって、あいつの主観で作られてるんだよね、良い意味でね 」


「主観?」


「何か自分が良いって感じたものをって感じかな、それがあいつの良いとこだし、アーティストとしては自分をアピールしていかなきゃやから良いんだけど」

YAMATOさんは、んーっと悩んだ


「真矢ちゃんのは違うんだよ、作曲家だから」

そうそう、というように

「真矢ちゃんの想いとか、真矢ちゃんがそのアーティストに向ける考えとか、曲に入っている感じがする」

なんか、凄い褒められた気がする





でも、そんなのは勘違いだった



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