tube


スクープのことが一段落し、今まで通りの日常が流れようとしていた



雅樹ともきちんと関われるようになり雅樹のアルバムに大々的に関わるように言われた


はい、とは言ったものの
なかなか曲が出来ない

どんな曲にしたらファンは喜んでくれるだろうか

そして、雅樹はどうしたら喜ぶだろうか



会社の部屋で悩んでいると
雅樹が入ってきた

「久しぶり」

ちょっと照れたように微笑みながら隣に座る


前回のライブ以来に会う

何か照れたような雰囲気が流れてきた



雰囲気に耐えきれなくなり

「久しぶり、ごめんね私のせいで」

雅樹の方を向き謝った


「気にするなよ、会社の人間だってわかってもらえたし」

気にしないと言った感じで私の机の雑誌を読み始める



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