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3年前からだった
初めて作曲家として担当したのが黒谷悠哉さんだった
彼はもともと自分で曲を作っていた
しかし、歳を重ねるによって曲を作らなくなった
もう無理だ、と言ったらしいが
たまに曲を作っているのを見ることもある
「悠哉のことは全力で頼りなさい
悠哉は信用して大丈夫だから」
と晃さんに紹介される時に言われたのを覚えている
あまりにも年が離れていたので
最初の頃はさすがに迷惑かけられないと
1人で仕事をしていた
なかなか上手くいかずに悩んでいた
私が急に作曲家になったから
みんなとなかなか仲良くしてもらえず
助けてもらうことも出来なかった
しかしそんな私に悠哉さんは手を差し出してくれた
それが凄い嬉しくて
みるみるうちに成長していった
きっと、その頃から私は悠哉さんのことが気になっていて好きだったんだと思う