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そんな日々が続いていた頃

晃さんに雅樹を紹介された


「雅樹です」

と簡単な挨拶しかしない彼の第一印象は罪悪だった

なかなかイメージができず私は悩んだ


「今度から雅樹の曲も作って欲しい」
そう言われて

出来るのだろうかと本気で悩んだ


でも、雅樹の声を聞いた時
悠哉さんとは全然違う声に驚いた

この声に合う音楽を

そう考えて休みもない日々を送っていた

雅樹の性格に合う曲
雅樹の声に合う曲


曲を仕事として作り始めたのはこの時からだった


そんな日々を送っていると
悠哉さんのことなんて構うことがなくなっていた


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