tube
支援


カーテンから漏れる日差しが眩しくて
目をこする


時計を見るとまだ朝の6時

寝たときの窮屈さはなくて
それが苦しくなる


起き上がるともう悠哉さんは居なくて
冷たくなったベッドの隙間を見て悲しくなった


ベッドにいることが辛くなり
リビングに行く

やっぱり悠哉さんは居なくて
リビングを見渡すと

曲、期待してる

とだけ書かれた紙だけが
ポツンとテーブルに置いてあった


もう作ってやらない
なんて思うけれど

紙を見ると悠哉さんを思い出して
作ってしまう自分にイライラする


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