あのコの彼氏。
そんな懐かしい事
思い出してると目的地に 到着。
友達が待ってるのは
2階―――。
なんか怖いな‥
そんなこと思ってると
羚弥が手を繋いでくれた。
2階には、たくさんの
人がいて 顔だけ見た事
あるような人も数人いた。
友達は、どこにいるんだろう。
「じゃあ行くぞ」
羚弥がそう言った先には
金色の長い髪に
ピアスまみれの男と
赤いダウンを着た
大人しそう‥いや
優しそうな顔の男がいた