黄色いスパイク
そうか…
この子だったのか…
「ゆーま、お前の好きなやつって、もしかして美冬か??」
陵がケータイと俺を交互に見て言った
なんでばれたんだ…
てか、美冬!?
「お前、どーゆー関係なの?」
なんで下の名前で呼んでんだよ…
「俺、中学おんなじだし
なんだ〜そうなら、そうと言えよな〜」
陵がケラケラと笑った
その横では、陵の彼女が難しそうな顔をしていた
キーンコーンカーンコーン
やべ!!
俺と陵は急いで自分の教室に戻った
明日こそ…
ありがとう言わねぇーとな…