黄色いスパイク





狭山くんが、私を見つめる



「ど...どうしたの??」



恥ずかしくって急いでしたを向く



「美冬…」



狭山くんは、私の手を握って耳もとで囁く




私の心臓は壊れるんじゃないかって程暴れていた




死んじゃうよ...このままじゃ...



しかも、何気にさっきから呼び捨てにされてるし...




「もっかい、言ってよ…」




ちょっと意地悪な顔をして狭山くんが言った




「恥ずかしいよ…」



「お願い…」




「好き...」







と私が言ったと同時に、何かで口を塞がれた





これって...













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