あたしだけの…
ん~。 何もする事ないし寝よっかな?


気持ちいし・・。


「おいっ! おいっ!」


あたしは、その声で目が覚めた。


「あんた誰??」


あたしは、全然知らない男の人だったから

名前を聞いた。


「あぁ。 俺?

お前のクラスの担任の岸本 勇!

入学式1人俺のクラスが足りなかったから

探しに来たんや!」


「ふ~ん」


「しかし、何でこんなとこで寝てんの?

入学式もほったらかしで」


「だって、あたし中学校・・・嫌だったもん

勉強とか人とかが増えるだけで行ったって得とか

ないし・・・ 面倒だし

それに・・・中学っていじめとかたくさん

あるんでしょ?

だから・・そうゆうのが嫌で入学式でなかった」


「じゃあ、相談とかせえへんかったん?」


「だって・・・親とかには言いにくいし・・・

自分の子が不登校になるとか嫌ややろ?」


そして、先生は突然あたしの頭を撫でた。


「そうか・・・。 そんな事思ってたんやな

話してくれてありがとうな!

いつでも俺が相談乗るから。 何でも言ってきいや

遠慮すんなよ?」
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