雨女☆晴れ男
とりあえず、晴太くんをベッドに…って思ったけど、人の家だし、晴太くん部屋とかわかんないし…
晴太くんをソファーに寝かせた。

「次は…えっと…」

熱を冷まさないと。
タオルとか…どこだろ?

わからなかったから、自分のフェイスタオルを出した。

「…キッチン借ります」

水でタオルを濡らして、晴太くんのおでこに。

「えっと…えっと…」

次はどうするんだっけ?
もうパニックになりそうで、わかんない。

「落ち着けあたし」

暗示をかけるようにつぶやく。
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