雨女☆晴れ男
「だっだめ!」

「えっ?」

「あっ…あたしが、やるの‼」

自分でもびっくりだった。
考えるよりも先に声に出していた。

「しず「晴太くんは病人なんだから…///」

晴太くんからお椀とスプーンを取った。

お粥をいれて、ふーふーした。

「晴太くん、あーん」

「えっあっ…(ぱくっ)」

「熱くない?」

こくっ。
晴太くんは小さく頷いた。
それが嬉しくて、笑顔になる。
…知らない間に、ドキドキも収まり始めてた。
< 68 / 82 >

この作品をシェア

pagetop