黒縁メガネ男子に恋してる
第4章
事件後のイヤな予感
家に帰って、気もそぞろに、夕食と入浴を済ませると、あたしはさっさと自分の部屋にこもった。
ケータイを開き、菜々美にメールする。
雄太が警察に連れて行かれたことと、智哉と付き合うことになっことを報告すると、すぐに返信が届いた。
『雄太のことは、了解。
まぁ、しかたないね。
あたしたちにはどうすることもできないし。
あと、智哉とのこと、おめでとう!
そうなるんじゃないかと思ってたよ!
明日詳しく聞かせてね。
楽しみにしてるよー!』
絵文字いっぱいのカラフルな可愛いメールに、頬がゆるむ。
その後すぐに、真喜子にも、智哉と付き合うことになったことをメールしたんだけど。
その返信を見て、ビックリ!
だって、真喜子ったら……。