黒縁メガネ男子に恋してる

きゃーーーーっ!


ウソでしょ……。


あたし、まだ、心の準備できてないよー!


拒否ってもいいって言ったよね?


それでも嫌いにならないって。


だったら……。


「綾華」


「え?」


いつもと違う、優しくて色っぽい声音にドキドキしてると……。


「好きだ」


えーーーーっ!


このタイミングで、それはズルい!


ゆっくり顔を下ろしてきた智哉は、優しくあたしに口づける。


「ん……」

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