スパイは男装した女の子!?



「今日は山登りだな」



「そうだな」



女のあたしは、みんなよりも体力がない。



小さい頃から、短距離はできても長距離はできなかった。



ということで、あたしは城田と行動することになった。



あたしが女であることを知っているから、行動しやすい。



「きつかったら言えよ?池田に合わせるから」



「ありがとな」



「なぁ、俺も一緒に行動していい?」



宏太があたしたちの中に入ってきた。



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